ある日突然、卵巣境界悪性腫瘍!

40代後半にして初めての入院と手術を経験・・・そしてまだまだ、初体験は続きそうです

手術は無事に終了!入院初日(手術日)④

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2019年5月、健康だけには自信のあった私が、突如「卵巣境界悪性腫瘍」と病名を告げられました。まさに青天の霹靂、、、

 

自分自身の覚え書きとして、また同じ病気になった誰かのために少しでも助けになればとブログ開設しました。

 

ここで書いていることは私自身が経験したことだけ。症状や感じることは人それぞれで他の方には当てはまらないこともあると思いますので、ご了承ください。。。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

前回のお話はコチラ、、、

ranso.hatenadiary.jp

 

前回からの続きです。

茎捻転で突然腹痛を起こしてしまいましたが、なんとか緊急手術をしてもらいました。

 

そして次に目を覚ましたときには、だんなが来ていました。

このときにはもう痛みは全くなく(硬膜外麻酔をしていたので、そのおかげかもしれません)、いろんな管に繋がれている自分のことを「(いっぱい管がついていて)なんか私、すごくない?病人だよ、病人!」みたいことを冗談で言ったのを覚えてます。

 

ホントについさっきまでの痛みが全くなくなり、普段から睡眠不足気味でしたが麻酔のおかげで「よく寝た〜」って感じになっていて、『元気』でしたね。今思うと、場違いなくらいに元気だったような気がします。

 

そのあとすぐに主治医が来てくれて、どんな手術だったかや今後の治療についてなどの話がありました。切除した左の卵巣の写真も見せてくれ、、、赤茶色の塊でした。

 

患部を目で見た状態では悪い感じではなく、きれいに切除することもできたそうです。ただ良性か悪性かについては病理検査をしてみないことにはわからず、その結果が出るまでには2週間くらいかかるとのことでした。

 

入院は9日間の予定で、そのため病理検査の結果は後日聞きに来るよう言われました。

 

点滴やら尿道カテーテルやらがいつ外れるか、そして立てるようになったらまず歩く訓練から始めるとの話があり、「歩く訓練なんて、ドラマに出てくる病人のシーンみたい(ちょっとワクワク)」と思って聞いてましたね。

 

 

 

その後だんなは、入院中に必要な荷物を取ってくるため一度自宅に戻りました。緊急の電話があって、職場から直接来てくれてたみたいです。

 

 

 

 手術直後は、次のような管や機器に繋がれていました。

参考までに、、、(忘れているものもあるかもです)

  • 左腕に点滴(たぶん輸液と抗生剤)
  • 背中に硬膜外麻酔
  • 尿道カテーテル
  • 両足に血栓予防のマッサージ器
  • 酸素マスク

こんな感じだったかなぁと思います。

手術直後に職場の人も様子を見にきてくれたのですが、こんな状態を見たらびっくりしてしまいますよね。

この時点で既に痛みはありませんでしたが、管が取れたりしたらどうしようと思うと怖くて身動きが取れませんでした^^;

 

 

手術中は人工呼吸のための気管チューブが入れられていて、そのせいで手術後は喉が痛かったという体験談も読んだのですが、私は全然そんな症状はありませんでした。

とゆうか、、、気管チューブを入れられていたことに気づいていないんですが、、、全身麻酔をしたんだから、入れられていたんでしょうか?

 

また硬膜外麻酔をしていると副作用で吐き気や頭痛が出ることもあると、ナースさんに聞きました。でも私には、、、全くそんなことありませんでした!「どこか具合悪くない?」と様子を見にきてもらうたびに聞かれ、何もなさすぎて申し訳ないと思うほどでした。

 

 

 

 

いつのタイミングだったのかは覚えていませんが、一人ベッドで「茎捻転」「卵巣腫瘍」などなど、いろいろ検索しましたね。

そして「腫瘍」と言っても「良性腫瘍」と「悪性腫瘍」があること、「悪性腫瘍」は「ガン」だけど「良性腫瘍」ならそれほど問題ないこと、そして卵巣腫瘍のほとんどは「良性腫瘍」であること、、、

 

私の中のなんとなくの知識でも、「卵巣腫瘍」と言っても別に悪性腫瘍(ガン)なわけじゃなく、卵巣にできる腫瘍は良性の方が多いということは聞いたことがありました。

 

だから入院中、病気に対しての不安感は全然ありませんでしたね。

実際、自分自身も元気で、それこそ手術直後の1、2日は何となく痛いかも、、、と思うこともありましたが、その後は全然痛みはなく、出血も全くありませんでした。

 

こんなに元気なのに、人が仕事している間に私はココで3食付きの入院生活を送っているなんて><と思ってました。

だんながちゃんとしたものを食べているか、家の中がどんな状態になっているかは不安だらけでしたけどね〜

 

退院時にも今後の生活についての注意事項はほぼ何もなく、しばらく入浴はシャワーにしてということだけでした。

飲酒もOK、食べてはいけないものはないし食べたほうが良いものもない、生活上の禁止事項もなく特に自宅で安静にする必要もないとのことだったんです。

 

そんな状態だから、もう病気は治ったんだなと。いろいろあったけど、確かに卵巣を一つ失ったけれど、でももう今回の入院・手術の大騒動は全て終わったなと思っていました。

病理検査の結果を聞くまで。。。

 

だってこれまでほとんど病気もしたことなく、病院にも縁がなかったから、自分が今後もなんらかの病気のある状態になるなんて、想像もできなかったんです。。。

 

なのにねぇ〜、人生、先のことはわからないものです。。。

 

 

 

にほんブログ村 病気ブログ 卵巣境界悪性腫瘍へ
にほんブログ村に参加しています。ぜひクリックをお願いします。