ある日突然、卵巣境界悪性腫瘍!

40代後半にして初めての入院と手術を経験・・・そしてまだまだ、初体験は続きそうです

紹介された病院へ転院/退院後の日々③

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2019年5月、健康だけには自信のあった私が、突如「卵巣境界悪性腫瘍」と病名を告げられました。

自分自身の覚え書きとして、また同じ病気になった誰かのために少しでも助けになればとブログ開設しました。

ここで書いていることは私自身が経験したことだけです。症状や想いは人それぞれ、他の方には当てはまらないこともあると思いますので、ご了承ください。。。

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退院後のいろいろについて、、、

コチラの続きになります。

検査の結果はまさかの、、、/退院後の日々① - ある日突然、卵巣境界悪性腫瘍!

 

 

退院後の初めての受診で、病理検査の結果がまさかの「卵巣境界悪性腫瘍」と告げられました。そしてこれから先の治療については婦人科系のガンもみている専門の病院へ行くようにとのことでした。

 

最初に入院した病院の婦人科ではガンはみていないとのことで、転院することになったのです。

 

実はこの時点で、私はまだ「境界悪性」という病名が既にガンなんだということをわかっていませんでした。「将来ガンになるリスクがあるから、ガンをみている病院に紹介になるんだ」としか思ってなかったんですね〜。

 

 

「境界悪性」と言われたとき、私は勝手に「偽陽性」ってことなのだと思ってしまっていました。「偽陽性」というのは、本当は陰性なのに検査の感度が良すぎて誤まって「陽性」になってしまう状態です。今後の経過観察は必須だけれども、今現在は陰性なのかなと思っていたのです。

 

 

 

予約が取れず、とりあえず予約なしで専門の病院へ

普段ならやらなきゃいけないことをつい先延ばしにしてしまう性格なんですが、今回はちょうど休職中だったことと先生が病院宛の紹介状を書いてくれたことが幸いして、二日後に近くの大きな病院へ行きました。

 

通常、大きな病院を初めて受診する際には予約をして行くものだと思いますが、電話したところ予約できるのは2週間以上も先になるとのこと!

 

予約なしだと待ち時間が長くなってしまうが診察はしてくれるということを確認し、仕方なく一日かかってしまうことを覚悟で予約なしで受診することにしました。

 

初診の受付時間は8:20〜11:30。どうせ早く行っても後回しにされて待ち時間が長くなるだけだろうと、結局11時過ぎに行きました。病院の受付で初診だか予約はしていないこと、紹介状を持ってきていることを告げると手続きをしてくれました。

 

その後産婦人科の待合室へ行くと、、、案の定、診察待ちの患者さんでいっぱいでした。ご夫婦でみえている方もいます。女性ばかりの中で男性は居心地が悪いだろうなぁとか、そんなことを思って待ってました。

 

待ち時間は、、、2時間近かったのかな?よく覚えていません、、、^^;

 

待合室前の電光掲示板に受付番号が順番に表示されていて、順番が回ってくると番号の色が変わるという仕組みになっているのですが、1時間くらい経っても私の番号は表示されません。

 

「私、ちゃんと受付されているよね、、、」とだんだん不安になったのですが、かなり待ってからやっと表示されました。そしてその頃には、待合室の患者さんもまばらになっていました。

 

「なるべく早く手術をしてしまいましょう」と。。。

普段はあまり行き慣れていない婦人科、緊張しながら診察室に入ると40代くらいの男の先生でした。

 

本当は密かに女医さんがいいなと思っていたのですが、、、今はこの先生が主治医で良かったなと思っています。たぶん曜日によって初診を診る先生が決まっているようで、たまたま私が行った日はこの先生が初診の担当だったようです。

 

物静かな雰囲気ですが決して取っ付きにくい感じなのではなく、わからないことを質問したりはしやすそうで、きちんと答えてくれるような先生でした。(ただ私の後に待っている人のことを考えると、あまりたくさん質問はしづらかったんですけど)

 

で、その先生に、速攻で「境界悪性の基本的な治療法である、残りの卵巣と卵管・子宮・大網を切除するのが良いでしょう」と言われ、、、

 

、、、えっ、このまましばらく様子をみるってのはないの?と思いました。まぁ私自身もいずれは切除した方が良いかと思っていたので「じゃあ、9月の連休に被るくらいで入院するのは?」と聞くと「それでは遅い、もっと早い方がいい」と、、、

 

このときはまだ病気についての知識があまりなく、そんなに急いで治療をしていかなくてはいけないと思っていませんでした。だから、「どうゆーこと?」って疑問がいろいろ湧いてきて。(たぶん先生は、私が病気については分かっているという前提で話していた気がします)

 

確かに今後まだ妊娠を希望する年齢ならば、手術を遅らせたりしばらく様子をみるやり方もあるが、私の年齢(40代後半です)なら早く切除した方がいいだろうとのこと。そう言われてしまえば、「その通りですね」としか言えません。

 

ま、別に私自身も今後のことを考えると切除してしまおうと思っていたので、反対意見はありませんでしたが、、、でも、思っていたよりコトがどんどん進んで行って、びっくりでした。

 

 

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